2024年の稲刈り体験は雨でした。
田植えならまだしも、雨の中での稲刈りは刈った後の乾燥の問題もありNG。
「雨なのでキャンセルします」というのもありなのですが、今回は雨予報にもかかわらず、7名もの皆さんが参加してくれました。(感謝!)
せっかくなので稲刈り体験の日が雨だった場合何をするのか、簡単に紹介します。
刈り取ったお米を出荷するには、
① 刈り取った稲を乾燥させます。(乾燥施設に持って行ったり、天日干しをしたり)。
② 乾燥したモミは、籾摺り機で周囲の殻を取り玄米にします。
③ この玄米を30㎏ずつ袋に詰めて、JAなどに出荷します。
②と③の途中までは機械がしてくれるのですが、③の後半は手作業のため、今回はこの「袋詰め作業」を体験していただきました。
奥にある緑のタンク(?)のようなものの中にはたくさんの籾が入っています。
お兄さんのそばにある機械が籾摺り、選別などを行う機械です。右の写真は籾が機械に吸い込まれていくところ。
機械に取り付けられた袋の中に玄米が入っていきます。30㎏入ったら自動で止まるので、多かったり少なかったりすることはありませんのでご安心を。
30㎏入ったところで、台からコメ袋を外し、袋の口を綺麗にたたみながらしっかりと縛ります。この最後の縛り方はちょっと難しく参加者の皆さんも悪戦苦闘していました。川谷かぁちゃんの出番です。
これは上手に結べてますね!
口を結んだら、台車に載せ倉庫の隅に移動し、どんどん積み上げていきます。これ、数が多いので結構な重労働なんですよ。
もちろん、お茶のみ休憩は必須です。単純作業なので飽きちゃいますし、30㎏のコメ袋を動かすので腰や背中に負担がかかりますから。
雨の日の体験メニューはこんな感じになります。
下の写真は夜の宴会の様子。料理は今回の参加者の「うまかろう会」の皆さんが作ってくれました。あとは川谷のかぁちゃんからの差し入れ。って、もうずいぶんなくなってしまっていますが。
やっぱり少なくとも1日は稲刈りがしたいですよね。川谷の自然を満喫してもらいたい!来年はテルテル坊主を作ってみなさんをお待ちしています。